魚腰(ぎょよう)
頭痛、目の疲れ、目の周りのたるみやむくみなどに効果があるツボ
目が疲れる・・・目の奥が重い、痛い、ショボショボする、目の周りの痙攣、ドライアイ、かすむ、むくみ・・・パソコンやスマホのやりすぎで、こんな症状になった方は多いと思います。
ひどくなると、頭痛、首こり、肩こり、身体の不調など、仕事や生活にも支障が出てしまいます。
マッサージに行きたいけど、忙しくて行けない・・・という状況にならないためにまずは、普段から自身でちょこちょことケアをしてみましょう。
一番簡単に出来るケアが、「ツボ押し」です。
「攅竹」は頭痛、目の疲れ、目の周りのたるみやむくみに効果があります。
ツボは、「ここを押すと、これが治る」というわけではありませんが、”いくつかのツボを継続して押す”ことで、症状の改善、予防につながります。
魚腰の位置
眉毛の中間にあるツボで、鏡で見ると黒目(瞳孔)の真上にあります。このあたりを指でさぐると、へこんだ部分があります。「眉中」(びちゅう)とも呼ばれます。
ツボの押し方
親指を使い、眉の少し下からまっすぐ上に向かって押すようにします。骨の奥には指を入れないようにしましょう。この部分を押すと、眼球や脳に響くような感覚があります。痛みを感じない程度に押さえるように、左右同時に「ゆっくり5秒ほど押して、ゆっくり5秒ほどかけて離す」を3~5回繰り返します。痛気持ちいいぐらいの圧で押してください。
⚠️眼球自体を圧迫しないようにしてください。眼球はとても繊細ですので、あくまでも眼球の周りを押すようにしてください。
「魚腰」の由来
魚腰(ぎょよう)は、 眉の形を魚に例え、ちょうど魚の腰の位置にあることから、この名前が付けられたそうです。参考:坂元 大海 他1名ツボ単―経穴取穴法・経穴名由来解説・〔ユ〕穴単語集
*⃣鍼灸治療においては、外眼筋の血の巡りをよくするので、白内障や老眼、乱視によく効くそうです。眼筋まひの治療に使われることもあるようです。
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